ホワイトニング
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ホワイトニングとは歯磨きや歯のクリーニングでは落としきれない歯の着色に対して、ホワイトニング剤を塗布して歯に着色した色素のみを分解して除去する方法です。以前は、歯を白くする方法といえば、歯の表面を削ったり、被せ物をしたり、歯の表面に薄い板状の膜を貼り付けたりする方法などが採用されてきました。
しかし、現在では安全性が高く、歯そのものを白くする「ホワイトニング」が歯を白くする方法として主流になっています。
当院のホワイトニングの種類
ホワイトニングには大きく分けてホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの2種類に分けることができます。

ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは自宅で専用のマウスピース(トレー)に自分でジェルを入れておこなうホワイトニングです。

オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは歯科医院で高濃度の過酸化水素水と光照射でおこなうホワイトニングです。
デュアルホワイトニング
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの両方を合わせたホワイトニングをデュアルホワイトニングといいます。 それぞれのメリット・デメリットや注意点など詳しくご紹介します。ホワイトニングには大きく分けてホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの2種類に分けることができます。
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングとは自宅で専用のマウスピース(トレー)に自分でジェルを入れておこなうホワイトニングです。
オフィスホワイトニング
オフィスホワイトニングとは歯科医院で高濃度の過酸化水素水と光照射でおこなうホワイトニングです。
デュアルホワイトニング
ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングの両方を合わせたホワイトニングをデュアルホワイトニングといいます。
それぞれのメリット・デメリットや注意点など詳しくご紹介します。
セルフホワイトニングやサロンホワイトニングとの違い
| 医療ホワイトニング | セルフホワイトニング | サロンホワイトニング | |
|---|---|---|---|
| メリット |
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| デメリット |
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| 主な種類 |
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| 1回あたりの費用(税別) | 5,000~10,000円 | 800円~15,000円 | 10,000円~30,000円 |
| 1年間あたりの費用 | 15,000円~20,000円 | 5,000円~30,000円 | 50,000円~150,000円 |
| 手軽さ | ◎ ホームホワイトニングであれば自宅でホワイトニングができる | ◎ 自宅でいつでもできるので手軽 | △ サロンに通う手間がある |
| 施術期間 | 〇
| △ 継続しないとホワイトニング効果を維持できない | △ 継続しないとホワイトニング効果を維持できない |
| 効果実感までの期間 | ◎
| △ 現状の歯の状態によっても異なるが、10日~2週間程度で実感できる | △ 現状の歯の状態によっても異なるが、10日~2週間程度で実感できる |
| 効果の持続性 | ◎
| △ 継続しないとホワイトニング効果を維持できない | △ 継続しないとホワイトニング効果を維持できない |
ホームホワイトニング
ホームホワイトニングは、歯型を採取して作ったマウスピースに専用の薬剤を適量塗布し、1日2時間程度装着しながらホワイトニングを行います。
治療期間
1週間~2週間
※歯の本来の色や、どれくらい歯を明るくしたいかによって治療期間が異なります。
効果の持続性
6ヵ月~1年
※歯の本来の色や食事の内容によって、差が生じます。
メリット
- ホームホワイトニングのメリットとして、まずあげられるのは持続性が長いことです。 ホームホワイトニングでは、オフィスホワイトニングに比べて効き目が緩やかなホワイトニング剤を使用するため、歯に与えるダメージが少ないため色がもどりにくくなっています。また、自分のペースでおこなっていくため自分が希望する歯の白さまでホワイトニングをおこなえることもメリットの一つでしょう。
デメリット
- ホームホワイトニングは自宅でおこなえるホワイトニングのため、歯科医や歯科衛生士といったプロの方々の下で行うわけではないため、使用する薬剤もオフィスホワイトニングに比べて濃度が低く安全なものを使用するため、歯が白くなったと実感できるまで継続しておこなっていく必要があります。 また、ホームホワイトニングでは、器具など手入れからケアまで自分でおこなっていく必要があるため、安全性や手間がかかる上でデメリットの一つといえます。
オフィスホワイトニング
効果が高い薬剤を使用するため、効果が高い一方で塗布した量が多すぎたり、歯ぐきや唇に付くと痛みを感じることがあり、施術は歯科医師または歯科衛生士が歯科医院内で行います。
治療回数
1回~3回
※1回の治療でも効果を実感することはできますが、歯の本来の色や、どれくらい歯を明るくしたいかによって治療回数が変わります。効果の即効性が高いので、結婚式やパーティーなど特別なイベントに合わせてホワイトニングをしたいという方におすすめです。
効果の持続性
3ヵ月~6ヵ月
※歯の本来の色や食事の内容によって、差が生じます。
メリット
- 効果に即効性があることです。オフィスホワイトニングで使用されるホワイトニング剤は高濃度な過酸化水素水を使用するため、施術を行った日から歯が白くなったことを実感することができます。
デメリット
- まずは、メリットとしてあげたすぐに白くしていくため、色戻りも早くなることです。 施術から約3ヶ月程度したぐらいから少しずつ、色が戻ってきてしまいます。 平均持続期間は3ヶ月~6ヶ月になり、これはホームホワイトニングの平均持続期間が1年~2年になるので、持続期間が短いことが分かります。 また、施術後も定期的にメンテナンスによる通院が必要になります。忙しくてなかなか歯医者に行くことができない方には、通院できず色がすぐもどってしまうこともあります。
次に費用面に関してですが、費用面に関しても、1回あたり施術はホームホワイトニングよりも高くなってきます。 オフィスホワイトニングは持続性が低いため、費用がかさんでしまうこともデメリットの一つです。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して歯を白くする方法もあり、これをデュアルホワイトニングといいます。
デュアルホワイトニングとは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの良いところを併用しておこなっていくホワイトニングのことで、即効性があり、色戻りがしにくいないなど非常に良い方法でそれぞれ単独のみでは到達できない白さまで、歯を白くすることができる場合があります。
しかし、2つのホワイトニングを併用しておこなうため費用は少し高くなります。
*ホワイトニングにより歯は白くなります。多くの方が満足していただける白さにはなりますが、中には芸能人が被せ物などにより意図的に不自然に真っ白にされているような白さを望まれている場合があります。しかしホワイトニングではそのような不自然な真っ白な色にすることはできません。
*ホワイトニングにより白くなった歯は時間の経過とともにまた色がついてきます。これを後戻りといいます。後戻りの程度は患者さまのもともとの歯の状態や食習慣、唾液の成分や量などによって個人差があります。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニング治療前の注意事項
ホワイトニング効果が出ない場合
ホワイトニングの効果に関しては、病気や生まれつきなどの個人差によっても大きく違ってきます。また、被せ物やつめ物が多い人、歯の神経を抜いてしまった人、テトラサイクリンによって歯が変色してしまっている方、金属によって変色してしまっている方に関してはホワイトニングの効果を期待することが難しいです。また、歯のエナメル質が薄くなってしまい歯の黄ばみが目立つようになってしまった方や加齢により歯が黄色くなってしまっている方に関しては個人差や改善方法はありますが、ホワイトニングの効果を十分に期待できないことが多くなってしまいます。
費用などもかかってしまうので、まずホワイトニングをおこなうまえにホワイトニングの効果が十分に期待できる状態なのかを事前にご相談しましょう。
ホワイトニングの効果を下げてしまうこと
食後に、歯をしっかり磨かないとプラークが溜まってしまい、その後歯石へと変わってしまいます。その歯石が、口腔内にある状態でホワイトニングをおこなってもホワイトニングで使用する薬剤が歯に浸透しにくくなってしまいホワイトニングの効果を下げてしまいます。ホワイトニングをおこなう前には、普段からしっかり歯磨きをしておく必要があります。
しかし、歯磨き粉に含まれている研磨剤によって歯を傷つけてしまい、その傷から歯石になる可能性がありますので、ホワイトニングをおこなう前は研磨剤の含んでいない歯磨き粉でしっかり歯磨きをおこなっていくことをおススメします。また、普段の歯磨きでは取ることのできない汚れや歯石に関しては、歯科医院のクリーニングによって落としことができます。歯科医院のクリーニングをおこなうことで、口腔内に汚れがない状態でホワイトニングをおこなうことによって、薬剤が浸透しやすくなりよりホワイトニングの効果をより一層高めることができます。
ホワイトニングの治療自体を避けた方がいい方
無カタラーゼ症の方
無カタラーゼ症の方は、ホワイトニングの薬剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素を持っていないため、万が一薬剤を飲み込んでしまったときに、薬剤に含まれる過酸化水素を分解することができないため、体内に蓄積されてしまいます。過酸化水素が分解されず体内に蓄積されることで、進行性口腔壊死などの危険な疾患を招いてしまうことがあるため、無カタラーゼ症の方はホワイトニングの治療はできません。
むし歯、歯周病の方

むし歯や歯周病の治療中の方に関しては、ホワイトニングの薬剤が治療中のむし歯や歯周病の患部に仮についてしまった場合、むし歯や歯周病の症状が現在よりもさらに悪化してしまう可能性があるため、避けるべきだと思われます。ただ、オフィスホワイトニングでは、歯科医や衛生士がおこなうためむし歯や歯周病の疾患部分を避けてホワイトニングをおこなうことも不可能ではありませんが、完治するまで避ける方が良いでしょう。
エナメル質形成不全・象牙質形成不全の方

歯の発達が十分でない場合、薬剤の影響で歯の神経である歯髄が痛みます。
妊娠中の方

妊娠中のホワイトニングは基本的には、避けられています。歯のホワイトニングの薬剤は基本的に安全とはいえ、薬剤を使用するため避けた方よいと考えられています。現在までに妊婦中の方がホワイトニングをおこなって問題がでたという例はありませんが、妊娠中の方でもホワイトニングを安全におこなえる保証もないため、妊娠中であればホワイトニングはやはり避けた方が良いと考えられます。
入れ歯・差し歯など人工歯の方

ホワイトニングが天然の歯に効果があるため、入れ歯や差し歯など人工歯には効果がありません。セラミック、金属、プラスチックなどの入れ歯や差し歯を白くしたい場合は、新しく作り変えたり、クリーニングをしたりとホワイトニング以外の方法が必要になってきます。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニング治療後の注意事項
ホワイトニングをおこなっても、ある程度期間が経つと色が戻ってきてしまいます。なるべく効果を持続するための注意事項をそれぞれのホワイトニングごとにご紹介します。
ホワイトニング治療直後の注意点について
食事や飲み物について
まず、1点目は、ホワイトニングは薬剤を使用して、歯の表面にある着色物質の色素を取り除き白くするため、ホワイトニング直後は歯のエナメル質を覆う薄い膜がはがれた状態になっているため、自然に再生するには、24時間程度必要です。そのため、膜が再生する24時間は飲食物に注意しなければなりません。
ホワイトニング直後、30分~1時間は飲食物を控えるべきです。特に、酸性の飲食物はエナメル質のカルシウムが溶けてしまい、歯の表面を荒らしてしまいます。
また、膜がはがれている状態では、歯に色素が付着しやすいため、膜が再生する24時間以内の間はカレーやコーヒー、紅茶などの色素の付きやすい飲食物は避けてください。
食事や飲み物以外について
食事や飲み物以外で注意するものは、ホワイトニング直後は喫煙も控えないといけません。タバコのヤニ(タール)は歯に着色しやすいため、ホワイトニング後24時間程度は喫煙を避ける必要があります。
また、口紅なども歯に付着する可能性があり、歯に付着してしまうと着色の原因になってしまいますので、直後は控えた方がよいでしょう。
歯がしみ出したら
ホワイトニング後は、膜がはがれている状態のため、ホワイトニングをおこなうまえよりもしみやすい状態になっています。膜が再生すれば、基本的にはしみるのも治まりますが、ひどくしみる場合は、知覚過敏用の薬剤を購入し使用していただく場合があります。フッ素ジェルを歯に塗ったり、鎮痛剤を服用することを検討するのも方法としてあります。しかし、しみがひどい場合は必ず使用を止めご相談ください。
ホワイトニングの費用
ホームホワイトニング
| トレー(上顎・下顎 各) | 8,800円 |
|---|---|
| ジェル(約2週間分) | 8,800円 |
※ジェルに関して、使用するジェルの量により使用期間は変わります。
オフィスホワイトニング
| 1回目 | 22,000円 |
|---|---|
| 2回目 | 22,000円/回 |
| 3回目以降~半年以内 | 16,500円/回 |
デュアルホワイトニング
1ホームホワイトニング
2週間~4週間
2オフィスホワイトニング
3ホームホワイトニング
1週間~2週間
4オフィスホワイトニング
5ホームホワイトニング
1週間~2週間
6オフィスホワイトニング
7ホームホワイトニング
※後戻りの程度に従って適宜自宅で
| デュアルホワイトニング+ホームホワイトニング |
|---|
(例)オフィスホワイトニング3回、ホームホワイトニングジェル1回購入の場合:60,500円+17,600円+8,800円=86,900円
他
*上顎だけホームホワイトニングを2週間:8,800円+8,800円=17,600円
*オフィスホワイトニングだけ3回:33,000円
など組み合わせ自由
*上記料金は税込








